蒼き革命のヴァルキュリア プレイ記①

本日より

 

蒼き革命のヴァルキュリア

プレイ記を開始します。

 

このゲーム、あまり評判はよくない作品ですが、

セールで1000円以下という激安だったので、買ってみました。

この値段なら面白くなくても、それどころか最後まで終えることができなくても、

そう惜しくはない……というこうことで。

基本的に、評価の高いゲームをやることが多いので、

たまには評価のあまり高くないゲームをやってみるのいいかな、と思いました。

世間の評価は低くても、自分には刺さるということもありますからね。

 

ネタバレありでいきます……というより、

実はこのゲーム、

最初から結末がわかっている

という、わりと珍しいゲームなんですよね。

その結末とは、

 

主人公と仲間たちが大罪人として処刑される

 

というもの。

主人公とその仲間は、帝国との戦争を勝利に導き一時「英雄」と呼ばれていたものの、

その戦争は実は彼らが巧妙に政府や国民を動かして起こしたものであることが判明し、

その目的も個人的な復讐であったことが明らかになる評価は一転。

復讐に多くの人々を巻き込んだとして、処刑台の露と消えました。

 

その話はすでに歴史の中の1ページとなっていましたが、

歴史学を専攻するある青年は、歴史の定説に疑問を持っていました。

大罪人として処刑されたにもかかわらず、彼らは希望通り故郷の地に葬ってもらっている。

大罪人なら、そんなことは許されないはずなのに、なぜ?

そんな小さな疑問から、彼は大罪人と呼ばれている彼らが、本当に言われているような罪深き存在なのか?

隠された歴史の真実があるのではないか?

青年は、歴史学の師であるリシェール・ラウドルップにその疑問を投げかけます。

リシェール教授は、大罪人のひとりアムレートや当時の王女・オフィーリアの恩師の玄孫であり、そのことから歴史の表には残らない出来事を知っているのではないか、と青年は考えたのです。

もしかしたら、大罪人の名誉回復につながるかも、と言う青年に対し、彼らは名誉回復など望んではいない、と返すリシェール。

そして、彼女は語り始めます。

歴史に隠された真実の物語を。

 

というように、このゲームは「歴史を振り返る」という形式をとっています。

歴史小説などが好きなひとなら面白いと思える仕様ですが、

「最初に結末を、しかもバッドエンドであることをバラされたら、やる気がなくなる」

というひとはけっこう多かったでしょうね。

これも、このゲームの評価が低い原因でしょうか。

 

ちなみに、リシェール教授の声、もしかして池田昌子さん? と思ったら、やはりそうでした。(『銀河鉄道999』のメーテルなどで有名な声優さんです)

やはり大ベテランによる語りはいいですね。

 

つづきます